2018年08月
孫には負けん!
開催日 8月5日(日曜日)
出走時間 10:00
参加人馬 山田騎手&テル号 小笠原騎手&ファイン号
連日30℃から36℃あたりをさまよう暑い伊東の夏。
普段はまるっとしたウサギ達も縦に伸びます
飲み水のお皿が冷たくて心地よいらしい(笑)
それにしても、暑くて伸びているのだからウサギ同士くっつかなければいいのにと思うのですが
それはいいとして、ちゃんと競馬の記事書きます
今月も暑い中、2名の人馬が与那国競馬に参加してくれました。
一組目は、おなじみ、ご本人も出場回数が多すぎて何回目かわからなくなっている山田騎手とテル号。
対するは、競馬初参戦の小笠原騎手。当日の朝に競馬騎手にスカウト(出場をお願い)し、快く承諾してくださいました。乗馬はファイン号です。
テル号は孫やひ孫が大勢いる17歳のおじいちゃん。11歳のファイン号も孫の中の1頭で、テルにとっては初孫でした。
馬場内での準備運動では、毎度のことながら「変顔」と「やる気猛ダッシュ」を交互に繰り出すファイン号。小笠原騎手もノリノリで加速を促します。飛ばし屋気質
軽やかに、颯爽と準備運動に取り組んでいました。祖父の余裕でしょうか。
コースに出ての練習走行でも
テル号は優雅
さて勝負の行方は、
スタートはカウントダウン方式で5秒前からカウント開始、ゼロでスタート・・・だったのですが、ファイン号はスタートが待ちきれず、フライング寸前
何とか小笠原騎手が抑えていましたが、ファイン号は不満たらたら
「お前なんで俺様をスタートさせないんだ」と騎手に文句を言い始めたその時、
カウントゼロ
テル号はきっちりスタートを決めたのにまだ小笠原騎手に文句を言い続けるファイン号、周りが見えてない。
ファイン号が我に返って走り出した時には、テル号&山田騎手は遥か彼方。
その後の加速は素晴らしかったのですが、時既に遅し。
テンションの上がりまくった馬と折り合いを付けるのは、時に非常に難しいことがあります。
小笠原騎手は今回ファイン号のテンションにだいぶ苦戦をさせられましたが、時にはっきりと自分の主張をしてくるのも与那国馬の魅力のひとつかもしれません(ムリヤリ)。
仲良くなって折り合いが付いてくると、とても協力的で素晴らしい働きをしてくれることもあります(主張をしなくなるわけではありませんが)
テル号はひ孫もいるおじいちゃんですが、まだまだ元気!
ファイン号はもう少し我慢を覚えて大人にならないとおじいちゃんには勝てなそうです。
参加してくださった山田さん、小笠原さん、どうもありがとうございました
レース結果
1レース目
1位:テル号&山田騎手 2位:ファイン号&小笠原騎手
2レース目
1位:テル号&山田騎手 2位:ファイン号&小笠原騎手
山田騎手のコメント
テルは私が初めて与那国競馬に参加したときに
乗った馬でした。与那国馬初心者にもとても扱いやすく
馬らしい駆け足をしてくれました。
今回もまた、がっつかない洗練された駆け足を
してくれました。ただ、スタートラインのドタバタは
与那国馬である以上避けられない?
さらにハイテンションなファインと一緒に2分も前から
スタートを待っているのは危険ですらあると判断し、
離れた場所で待ってなるべくスタートの合図に合わせてラインを
出るようにしました。2レース目も同じ作戦で幸い優勝できました。
一緒に出場してくださった小笠原さんとファインにも感謝です!
ちなみにファイン君は賞金の与那国馬レッスンでもお世話になり
ありがとうございました!
鐙にいたずらをするテル号意外と子供っぽいところもあるおじいちゃん
もちろん、ちゃんとキメ顔もやります
小笠原騎手のコメント
今回は、ファインの素晴らしい差し脚を
活かせなかった屋根が敗因ですね。
機会があれば、また挑戦させて下さい。
ありがとうございました。
変顔をしないファインなんてファインじゃない
でもフツーの顔もいちおう撮らないとね
与那国競馬は第1日曜日に開催しています。
一般の方の参加も随時募集していますので、
激走をご希望の方はご連絡をお待ちしております。