2017年12月
自分は与那国馬であると固く信じている山羊です。
いつも与那国馬の群れと一緒に行動し、特に牝馬のファーファが大のお気に入り。
どんなにファーファに無視されても、怒られても、めげずに・・・というか気にせずしつこく付きまとい、過去にはこんな動画も投稿されています。https://www.youtube.com/watch?v=nXsMANDDl5M
そんなペーターですが、
本日、
馬着（馬に着せる服）の傍で何かしているなーと思ったら、
ファーファの馬着を被ってスリスリしている
嬉しそうに目を細めてひたすら顔を擦り付ける姿がなんともアブナイ
どれだけファーファ好きなんだペーター
新たな世界に目覚め、幸せそうなペーター君でした
その後しばらくして・・・
遠くで見ていたら、ファーファが馬着をくわえていたずらしているように見えたんですね
そして、近くに行ってみたところ、
・・・
ファーファの馬着に別の馬着が被せられ隠されていました
ファーファ、ペーターを容赦なく拒否です
前の写真↓と比べると、右側の馬着がかなり移動していますね
思いが全く報われないペーターですが、
ペーター自身は両思いと信じているので今日も幸せに暮らしています（笑）
Kido
似た物親子？
開催日 １２月３日（日曜日）
出走時間 10:00
参加人馬 錦戸騎手＆ファーファ号 長津騎手＆メイ号
ウマもヤギもすっかり冬毛に生え変わり、縫いぐるみのような姿となった師走、今年最後の与那国競馬が開催されました。
出場してくれてたのは、入社から1ヶ月が経過、先月に引き続き出場のゼッケン７番錦戸騎手と、
今年4月に入社し、もはや与那国競馬常連と化しているゼッケン４番長津騎手。
ウマはそれぞれファーファ号とメイ号に騎乗しました。
ファーファとメイはお母さんと娘の関係。外見はかわいいぬいぐるみですが、中身は・・・
少しだけ2頭の紹介をさせていただきます。
ファーファ号は子沢山の肝っ玉母さん。ここ、伊豆ホース･カントリー内だけでも息子と娘合わせて4頭の子供がいます（生まれ故郷の沖縄にも子がいるのだそうです！）
子育てが上手で面倒見も良いようですが、成長した子供たちにはけっこうキビシく、餌の時間にはみんなを追い払っておいしい物を独り占めしていることも・・・
堂々と立つ姿には貫禄があります
そして娘のメイ号は、天真爛漫を絵に描いたような性格で、自由気ままなお嬢様タイプ。人には協力的ですが、毎回サービス料（人参）を請求されます。
気分屋なので、人を乗せるお仕事中に余所見をしていることもあり・・・
準備運動を終え、スタート地点へ
ゼッケン7番の錦戸騎手は、先月入社初日で訳の分からないまま出場となりましたが、今回はとりあえず事体は飲み込めているようです
その分少し緊張気味か・・・
スタート地点到着。
進行方向は写真手前側なのですが、親子揃ってどこを向いているのやら・・・
はい、前を向けました。
それではようい、
スタート
が、次の瞬間、ファーファ号の１睨み。
そのままファーファ号＆錦戸騎手が前に抜け出し、３馬身の差を付けてゴール。
母、怖
そして恒例の、勝った方にハンデを付けての２レース目、
ファーファ号＆錦戸騎手は３M後方からスタートしてもらいました。
そしてスタート。
・・・あれ？単独走行
いいえ、ファーファ号が「２回もレースをやるなんてかったるいわよ」と言わんばかりにやる気をなくし全くスピードが出なかったのです
結果、大差を付けてメイ号＆長津騎手の勝利となりました。
娘のメイに負けず劣らずの気分屋ファーファ。この親にしてこの子ありなのかもしれませんね。
参加してくれた人馬の皆さん、お疲れ様でした。
レース結果
1レース目
1位：ファーファ号＆錦戸騎手 2位：メイ号＆長津騎手
2レース目
1位：メイ号＆長津騎手 2位：ファーファ号＆錦戸騎手 （ファーファ号に3ｍのハンデあり）
錦戸騎手のコメント
今回が２度目のヨナグニ競馬出走でした。前回では出だしで失敗してしまい残念な結果になってしまったので、今回リベンジということで今まで練習してきた成果を出せればいいなという気持ちでした。正直出走直前までかなり緊張してました。見に来てくださった方々ありがとうございました。
長津騎手のコメント
初めての、メイ号での出場でしたが終始マイペースなお嬢様という感じでした。(笑)
ハンデ無しでも最後まで何があっても諦めないお嬢様に育っていって欲しいです！
いつかファーファ号と錦戸騎手に、メイ号でリベンジしたいです。
与那国競馬は第1日曜日に開催しています。
一般の方の参加も随時募集していますので、
激走をご希望の方はご連絡をお待ちしております。
