2008年07月
スタリオンのエンデュランス奮闘記で、2番目のご紹介するのは、ジュニアです。こんな感じの、まだ6歳になったばかりの葦毛の男の子です。
http://www.arabianhorseranch.jp/horses/horse_00013.html
本名はレミントン・スティール・ツーと言って、アメリカのアラブ種の大種馬、レミントン・スティール++の子供です。由緒正しいお坊ちゃまなのです。乗り心地もやわらかいと大評判!ですが、やっぱり若いのでスタリオンの中で一番、ヤンチャです。
アメリカでも乗馬の訓練を始めたばかりだったので、エンデュランスは日本に来てから6月の大会で40kmに初挑戦!7月には60kmに挑戦し、両方とも見事に完走しました。
両方とも、パートナーは乗馬経験が豊富なK選手です。でも、6月の大会では、出走前にオーナーのH氏に「暴れ馬に乗る人は大変ですね」と声をかけられて、笑って受け流せず、どーんと暗くなってしまうほどでした。一頭だと大丈夫で、各レグの途中で止まっておしっこをするくらいの大物ぶりなのですが、他の馬を見ると大興奮!戻ってきても、他の馬を気にしてブヒブヒ言うので、強制休止期間中、ずっと輪乗りをしなければならなかったそうです。
7月の大会では、ずいぶんとおりこうさんになって、道産子の牝馬のムーンちゃんと一緒に走っても大丈夫でした。ただ、気温が高くて厳しいコースだったので、2回目に山に行くときは、「行くんですかぁ?勘弁してください!」という感じだったそうです。
普段のジュニアの特徴…それは「自主トレ」です。冬に伊豆にいるときから、小さな放牧地のついたスタリオン厩舎で、暇さえあれば行ったり来たり、駈歩で走り回っていました。だから、いっぱい食べるのに、とてもスリムなのです。北軽井沢に来てからも、他の2頭のスタリオンはどちらかといえば放牧地で動かない方なのに、せっせと走りまくっています。
この自主トレが実を結んで、全日本や国際大会で優勝する日も近いかも?
ランチのスタリオンたちの活躍は、ホースTVさん(http://www.horse.tv/)の「馬物語」でも見ることができます。どうぞご覧くださいね。
けーらぶ