アラビアンホースランチには、ヤノス、ジュニア、ケースターという3頭の立派なスタリオンがいます。彼らは種付けのお仕事だけでなく、今年6月の照月湖定例会から、エンデュランス馬としても活躍しています。
まずは、ヤノスの活躍ぶりから紹介します。ヤノスの写真はこちらから。http://www.arabianhorseranch.jp/horses/horse_00015.html
真っ黒で大きくて美しいヤノス。冬を過ごす伊豆では、牝馬たちの放牧地の向かいにスタリオンの放牧地があったのですが、アティナ、マキナ、アイマという3頭の牝馬たちが、何かといえばヤノスの放牧地の前にきてじっと眺めているというモテモテぶりでした。見た目はちょっと怖いのですが、ライダーたちの話によると、スタリオン3頭の中では1番、クセがなくて乗りやすいようです。
6月の照月湖定例会では、アクシデントで残念ながら途中棄権しましたが、先週末に行われた7月の定例会では6月と同じM選手とともに見事に優勝、ベストコンディション賞も受賞しました。http://www.arabianhorseranch.jp/news/news_2008070701.html
道中は水も青草もよく飲み食いし、危なげない走行だったそうです。6月の大会では、1レグの途中で、後ろからヤノスの走行を見る機会がありましたが、とにかく力強くて美しい歩様の速歩で素晴らしかったです。
スタリオンの中では唯一160km完走経験もあり、10歳と一番年上なので、落ち着いた大人な男、という感じでしょうか。これからも応援してくださいね。
けーらぶ
7:00、テル、ラオ、レインの与那国馬3頭を含む15人馬が40km完走を目指してスタート。
私はテルと出走。種馬テルは北軽井沢ランチに到着早々道産子の牝馬を見るなり厩舎脱走歴有り! なので、走行中に他の牝馬に浮気されないよう前日にニンジンを大サービス(笑) 効果あってか?テルは冷静でしたが、後方でもう一頭の種馬レインが放牧場のユーリンと大興奮というハプニング。そこで思い通りにさせてもらえなかったショックからではないと思うけど、レインの脚どりが重くなる。
朝から気温が高く、後半に向けてますます蒸し暑くなることが予想されたので、1レグの20kmは2時間10分以内で走ろうと考えていたが、思うようにスピードアップできず、2レグの20kmを2時間5分で走らなくてはならなくなってしまった。
3頭で助けあいながら頑張ったが、ゴールまであと3kmほどの地点で制限時間の12:30、、残念無念。
急激な猛暑の中、テルもラオもレインも本当に良く頑張ってくれて感謝感謝、本当にありがとう。
5時間以上のライド後の獣医検査で、3頭共に健康状態も歩様も良好、来月40km完走に再チャレンジです。
ちび福
「チョンコ」--20日、清一がふくとの散歩中に自宅付近の道路に落ちていた小雀の雛です。拾ってきた清一は大喜び。まるで、子供のような喜び方でした。「鳥かごはないか」 「餌はないか」と聞かれて、「さて」と思案して、10年前、ヒヨドリの雛が迷い込んできたとき購入した鳥かごにビニール袋をかぶせてしまったはずだ。---ありました。きれいなものです。すぐに使えます。
餌ーーー友人が、雑穀の研究をしていて、本を出版、本と一緒に雑穀を送ってきてくれた。私は食べたくないので、食品庫にしまったはずだ、立派な稗と粟が出てきました。
散歩から帰ってきたふくは面白くありません。玄関につながれたまま、二人は小鳥に夢中です。取りあえず、ふくの足をふき、彼女が届かない、食堂テーブルの上に鳥かごを置いて、すり餌を耳かきにのせてやります。ふくは、もともと小鳥に異常な興味・関心を示します。散歩にでても、雀が一斉に飛び立つと、その行方を追っています。どちらかというと猫の習性が強いのではないかと思います。じっと食堂テーブルの鳥かごに向かって、お座りをして、見つめています。
もう少し高いところと、出窓に移しましたら、出窓にへばりついて、上を見つめています。「よかった。届きません。」二本足で、へばりついているのに疲れると、じっと座って見つめています。上の「ぴよ」との鳴き声に驚いているから、おかしいです。
この小雀が、どのようなDNAを持っているのか不思議なのですが、耳かきに乗せた、すり餌を積極的についばみます。清一も私も子供のころ、雀の雛を育てようと苦心して、餌を食べずに、2,3日後に死なせてしまった苦い経験があります。これは、誰もが共通している経験ではないでしょうか。不思議なことに この小雀は、ちょん、ちょんと食べ、もっとほしいと「ぴよ」と鳴きます。
翌日21日、会社の車で朝から、ランチに向かいます。鳥かごを助手席に乗せてシートベルトをかけて出発です。会社の車は、助手席の背中部分が、後ろの客が、足を伸ばせるように、パカとあきます。清一は、出発30分後から、そこから餌をやります。「チョンコ」はふたが開くと、そばにやってきます。なかなか利口。ふたを開けると後ろのシートに座っているふくは、身を乗り出して、覗き込みます。普段は、ロープをはずしてあげるのに、今回は、ふくが何をするか心配で、ロープつきです。清一も「ふくを押さえておいて」と言います。
車酔いもなく、元気にランチに到着。ランチでは集中して、しっかりと餌を食べて、かごの中を飛び回り、本当に不思議な「チョンコ」です。
ということで、私たちがランチにつくと、家に入れてもらえるテビスは入れてもらえません。ふくも気楽に放してもらえません。私たちが外にでたり入ったり、ふくとチョンコだけおいておくのが心配ですから、一応、ふくをロープにつないでおきます。
東京に帰ってからも、「チョンコ」は着々と成長を遂げ、すり餌の必要がなくなりました。粟をそのまま食べ、さびしいと、「ピヨピヨ」と声をかけます。人間が近づくと満足しているようで、試みに、手を入れてみると、ちゃんと手の甲に乗ってきます。写真のように、手乗り雀になりました。我が家に来てから、6日目のことです。これからも、東京と北軽井沢のランチを往復しますので、ランチにおいでのみな様、「チョンコ」を宜しく。
ふくまま